日本の自動車メーカーではない日産

日本に古くからある自動車メーカーとして有名なのが日産です。日産は太平洋戦争前から存在し、当時では珍しく欧米車並みに大きな車作るメーカーでした。その後もどんどん大ヒット車種を作りだし、日本で一番販売台数が多い自動車メーカーとなったことが何回もありました。しかし、バブル景気の時にあまりにもたくさんの車種を作り出してしまったことやデザイン面であまり良いところがなかったために、バブル崩壊後のダメージは非常に大きく、倒産という言葉がちらつくほどの経営悪化状態となってしまったのです。

そこで登場したのがフランスの自動車企業であるルノーです。日産の株を44%保有したことによって日産を子会社化し、ルノーのアジア向け製造・販売拠点となりました。ルノーから送り込まれたカルロス・ゴーンの采配によって経営難からは復帰しましたが、その見返りとして日産の歴史といってもよいくらい重要な車種や販売実績のない車種などに至るまであらゆる車種を整理し、それによって日産らしさを失うことになりました。
ここ最近ではカルロス・ゴーンが最前線から身を引いたことによって少しずつ日産らしさを取り戻してきましたが、デザインやコンセプト面ではまだまだルノーの影響が強いようです。国産車であって国産車ではないというのが今の日産車です。

9月 24, 2014 | Category: 環境 | Tag: